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■株取引の注意点

 ここまで、株の基礎知識から口座を開き、優待で株を買うところまで説明しました。
 これ以上のこと(売買利益を狙うとか)は、管理人もそれほど自信がありませんので自分で勉強してもらいたいのですが(^^;)、最後に株取引をするに当たって初心者の方に気をつけてもらいたい簡単な注意点を書いておきたいと思います。
 たいしたことではありませんが、お時間があったら読んでいただけたらと思います。


株の基礎知識+α
【織り込み済み】
 株価の動く原因になる好材料や悪材料の影響を受けたあとの状態のこと。すでに影響を受けたあとなので、その後はその材料に関して株価に変動はありません。「いい材料だ!」と思ったらすでに織り込み済みだったなんてことも。
◆銘柄は自分で決める
 まず、購入する銘柄は自分で決めてください。
 当たり前と思われるかもしれませんが、結構そうでもないんです。
 初心者向けの株式の掲示板など見ていますと「お金を増やしたいので値上がりする株を教えてください。」なんて平気で書いている方がいらっしゃいます。
 はっきり言いますが、「値上がりしそうな株」はあっても「絶対値上がりする株」はありません。
 
これから起こることに「絶対」とは言えないでしょう?
 このような掲示板への書き込みだけでなく、雑誌なども同じです。
 「この株は上がる!」なんて書いてあっても、それだけで購入してはいけません。
 プロだってはずすときははずします。
 ですので、このようなものはあくまで参考として利用してください。
 雑誌などで「オススメ銘柄」などとして紹介されている場合、必ず紹介した方が「なぜこの株がオススメなのか」の理由を書いておられます。
 それを見て「こうゆう場合が株価が上がるのか。」とか「こうやって判断するのか。」と言うことを勉強し、自分なりの基準を確立させていけばいいのです。


 また、四季報の業績予想やどこぞの専門サイトでまことしやかに囁かれている噂も同じです。
 「絶対に実現するわけではない」と言うことを頭に入れておいてください。
 失敗しても誰も責任は取ってくれません。
 間違っても「○○さんが言ってたから。」なんて理由で購入しないように気をつけましょう。
【塩漬け株】
 株価が下がりすぎて売るに売れない株のこと。株はどんなに値動きしても、実際に売却するまでは利益も損失も確定しません。そのため、大きな値下がりをした場合、損失を受けないためにその株をそのまま持ち続けることになります。その状態のこと。

【ナンピン買い】
 保有している株の株価が下がったときに、同じ銘柄を購入して平均取得価格を下げること。例えば1,000円の株が800円に下がった場合、そのままだと200円の損になりますが、そこで800円で追加購入すると、1,000円と800円で平均900円になり、100円値上がりすれば損したことにならないこと。
◆売りの基準を決めておく

 実は、株の売買で難しいのは、買い時より売り時と言われます。
 株価が上がっているともっと上がる気がして置いておき、気づいたときには値下がりをはじめていたり、逆に株価が購入時より下がってしまって、いずれ上がるはずと待ってるうちに更に損が増えたなんてことも・・・。

 特に値下がりの場合は、損してしまうのでなかなか売ることが出来ません。
 ですので、特に値下がりに関して売りの基準をあらかじめ決めておくと踏ん切りがつきやすいです。
 例えば、「○%下がったら売る」とか「○円下がったら売る」と言う風に具体的な数字などで自分の許容できる損失の範囲を決めておくんです。
 で、その基準まで下がってしまったら迷わず売る!
 そういう基準でもない限り、損失が出ているとわかっているとなかなか売れません。(意味も無く「もしかしたら上がるかも・・・。」なんて期待してしまったりして。)
 特に初心者のうちは「なんでこんなに上がったり下がったりしてるのか、さっぱりわからん。」って場合がほとんどです。(わかりやすい要因のときもありますけどね。)
 なので、自分の許容範囲を超えるような値下がりをしたら売ってしまって、例えその後値上がりしても、「あのまま値下がりして0円になる可能性もあったのだから。」と割り切るしかありません。

もちろん、大幅に下がってもその後、値上がり要因があれば持っててもいいんですが、初心者のうちにそれを的確に判断するのはなかなか難しいと思います。
 株は投資の中でもかなり積極的な部類だと思いますので、思い切りの良さは絶対に必要なんですね。
 大損しないためにも一度冷静なうちに、自分の許容範囲を考えておきましょう。

◆怪しい情報には手を出さない

 「怪しい」なんて書くと「そんなの当然!」と思うかもしれませんが、怪しい情報に「怪しい情報です」とは書いていません(^^;)。
 株をはじめると、株に関する情報が目につくことが多くなると思いますが、何やら難解な言葉でそれらしいことが書いてあることがよくあります。
 でも、初心者にその難解な内容を理解するのはなかなか難しいはずです。
 なので、よくわからないものには手を出さない方が無難。
 特に「この方法で絶対儲かる」とか「絶対損しない投資術」とかをネット上で見かけても、絶対に購入しないようにしてください。
 その情報は売っている時点で怪しいです。
 それで本当に絶対に儲かるなら売る必要はありませんから(売ってる人がその情報で儲ければいいんですから)。

 また、掲示板などの情報で注意して欲しいのは「仕手」と言う言葉。
 「仕手が入ったから株価が上がる」なんてよく書かれていたりするのですが、これは最初に「銘柄は自分で決める」で書いた「掲示板などの内容を信用し過ぎない」と言う事の他に、「仕手」と言う言葉そのものに注意していただきたいのです。

 仕手と言うのは、「仕手筋」とか「仕手株」とかいわれるのですが、簡単に言うと「意図的に株価を動かして利益を得ようとする人たち」のことです。
 たくさん買い注文があるようにみせかけて、一般の投資家に何か株価が上がる理由があるのだと誤解させ、一般の投資家が買って株価が上がったところで、それまで安く買い集めていた株を一気に売ります。
 そして、株価はあっと言う間に元の水準に戻り、一般の投資家が損をすると言う感じです。

 仕手の介入がありますと、株価が非常に激しく動きます。
 それはとても初心者の対応できるものではありません。
 もちろん、うまくその動きにのれば一緒に儲けることもないことはないのですが、やはり普通の人は仕手株には手を出さない方が無難です。

◆ビギナーズラックに惑わされない

 はじめてのギャンブルなどによくある「ビギナーズラック」、実は株にもあるみたいです。
 私は株はギャンブルではないと思っていますが、ギャンブル的要素があるのは確か。
 だって、一か八かで買ったら偶然上がった!ってこともないとは限らないでしょう?
 でも、そんなのが長く続くわけはありません。
 なので、はじめて間もない頃に大きな利益を出しても、「私って天才!」とは思わないように注意してください。
 えらい目に合うかもしれません。(^^;)

 とにかく、「株は自己責任」と自分に十分言い聞かせて、冷静に判断しながら楽しく続けてください。


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